言語聴覚士とは「ST(Speech Therapist)」とも呼ばれ、コミュニケーションに問題がある方や摂食・嚥下に問題のある方に専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。脳卒中などによる失語症、聴覚障がい、言葉の発達の遅れ、声や発音の障がいなど多岐にわたり、小児から高齢者まで幅広く支援します。
言語聴覚士養成校で学び、所定の養成課程を修了することで、国家試験の受験資格が取得できます。その後、国家試験に合格すれば、言語聴覚士になることができます。
POINT 01
言語聴覚士の資格を取るには、言語聴覚士養成校を卒業して国家試験に合格する必要があります。 大学の言語聴覚士養成課程では卒業までに4年かかりますが、本専攻科では、既に4年制大学(専攻を問いません。)を卒業した方であれば、2年で国家試験受験資格が得られます。
POINT 02
1年次後期から病院等での臨床実習を開始し、高い実践力、臨床力を養います。大学卒業者が入学する専攻科の特色を生かし、主体的な学びを重視した教育を行い、高い専門知識のある人材育成を目指します
【2年間の充実のカリキュラム(例)】
聖隷淡路病院 リハビリテーション科
A.H.さん(2019年度入学)
2年間、毎日朝から夕方まで講義を受け、次々と新しい知識を詰め込まなければならないので非常に大変でした。しかし、今後生きていく上で大切にしたい考え方や、新たな自分も見つけることができました。
広島中央リハビリテーション病院 リハビリテーション部
Y.Y.さん(2018年度入学)
26歳で会社を退職し、想いを持って入学したのですが、 「この選択は正しかったのか」といった葛藤が芽生えた時がありました。しかし、今では「この選択は正しかった」と胸を張って言えます。
1学年何人くらいですか?
2022年現在10人程度です。
男女比は?
おおよそ男性:女性=1:3くらいで、女性が多いです。
年齢差のあるクラスの雰囲気はどうですか?
一言でいうと『刺激になる』。様々な経験をした人たちが集まり、同じ目的に向かって意識高く勉強していて、モチベーションが高まります。
就職や国家試験に向けたサポートはありますか?
2年次に入ると模擬試験が始まり、国家試験を意識しながら学習を進めて行きます。担当のチューターが1人1人の不安や悩み、勉強や進路などの相談にのっています。少人数なので、個別に学習状況や希望を聞いて対応しています。
学費の補助はありますか?
古沢学園の卒業生が身内にいる場合には、入学金の免除などの制度があります。