視能訓練士は「見ること」、「見えること」の大切さと喜びを伝える医療技術専門職で国家資格を持った医療技術者です。
眼科医と共同でプログラムを組み、視覚障害を持つ人たちの視機能の回復を手助けします。
デリケートな視機能を検査し、斜視や弱視などの視覚障害を持つ人に対して視能矯正訓練(視力を発達させ、両方の眼で物を見る訓練)を行うのが、視能訓練士の仕事です。
視覚の情報処理や視能矯正を学ぶ過程では「脳がどのように視覚の世界を認知し、眼を含めた運動系をどのようにコントロールしているのか」という脳機能学が重要となります。教授陣は経験豊かな眼科医であると同時に、米国留学を通じて大脳生理学や神経眼科に造詣が深く、長年にわたり視能訓練士教育に携わってきました。このため断片的な講義ではなく、基礎医学に根ざした密度の濃い充実した講義が日々展開されています。
視能訓練士の従来の業務は、「目の評価」「視能矯正」「検診」「ロービジョンケア※」など多岐に渡ります。
また、眼科手術室での業務やスポーツ眼科などの研究分野のほか、特別支援教育や発達支援センターなど、教育や福祉領域でのニーズも高まっています。
さらに、医療機器やコンタクトレンズなど眼科関連企業でも視能訓練士の役割が重要視され、一般企業で活躍する卒業生も増えています。
※ロービジョンケア…視機能障害がある方の生活の質のレベルを向上させるために、ルーペや遮光眼鏡などの補助具を選定するなどして手助けをすることです。
●病院、リハビリテーションセンター、眼科診療所、保健センターなどの医療行政機関
●医療機器関連企業、医薬業関連企業
●大学や養成施設などの教育・研究機関
●本学グループ:国際医療福祉大学/国際医療福祉大学病院/国際医療福祉大学成田病院/山王病院/国際医療福祉大学熱海病院
●グループ以外:福島県立医科大学/茨城西南医療センター病院/獨協医科大学病院/済生会宇都宮病院/埼玉医科大学病院/千葉大学医学部附属病院/杏林大学医学部付属病院/慶應義塾大学病院/北里大学病院/金沢大学附属病院/長野松代総合病院/静岡赤十字病院藤枝市立総合病院 他
Zoomを使用し、一人20分程度のオンライン入試相談会を行っています。
-相談時間-
平日 10:00~18:00(12:00~13:00は除く)
※一部除外日がありますのでご注意ください。
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