病気やケガ、生まれながらに障害のある人など、日常生活に支障のある全ての人が社会とのつながりを「作業」を通じて作る国家資格です。 具体的な治療や援助・支援の例としては、移動、食事、排泄、入浴等の日常生活活動の改善、家事、外出等の日常動作の改善、退院後の住環境への適応支援、などこれからの社会になくてはならない仕事です。
理学療法士が「立つ」「座る」など基本的動作の回復を支援するのに対し、作業療法士は食事や着替え、入浴など日常生活で必要になる動作や、仕事、学習など社会で生活していくのに必要な動作、社会的な適応能力の回復を支援します。
こんな仕事もしています
●病気やけがから在宅復帰するため、自宅の浴室や玄関などのリフォームを提案
●手足などが不自由で身の回りの動作が難しい人に、3Dプリンターやレーザー加工機を使って自助具・福祉機器を製作
●高齢者や認知症の疑いのある方、脳卒中から社会復帰をめざす方など、運転シミュレーターによる運転評価、運転者教育
●「電動てすり」の設置など、高齢者が住みやすい街づくりに関与(長崎市)
特長 01
本学科では、世界作業療法士連盟(WFOT)の基準に準拠した1035時間の臨床教育を行っており、臨床実習を大学病院・関連施設および栃木県内(一部本学近隣の県)の中核実習施設で行うことができます。
特長 02
本学科では日本作業療法士協会や栃木県作業療法士会の役職者を務める教員が多くいます。教員として、また職能団体の責任ある立場の両方から専門職教育を実践しています。
特長 03
作業活動の分析を通して、身体と脳の関係性を理解する国家試験全員合格をめざして、本学科オリジナルの「国家試験解説ノート」を作成しており、一般に出版されてる対策本を、質・量ともに大幅に 凌駕しています。学生同士がお互いに助け合い、教員が見守るシステムを確立しており、それが合格率の高さに繋がっています。
特長 04
本学科は毎年、全国各地から多くの求人をいただいており、2013年度から8年連続で就職率100%を継続中です。これまでに輩出した作業療法士の数は1,993名。養成校でトップを誇り、卒業生は各地の医療福祉施設、行政機関、教育・研究機関などで活躍しています。
特長 05
本学は世界作業療法士連盟(WFOT)認定校です。WFOT認定校を卒業すると海外で作業療法士として勤務したいと思った時に必要な教育課程を修了していることが認められます。日本の作業療法士の国家資格だけではなく、WFOT認定校を卒業することが国際的に活躍する際の強みになります。
●総合病院、大学病院、リハビリテーションセンターなどの医療機関
●保健所、保健センターなどの行政機関
●老人保健施設、デイサービスなどの高齢者保健・医療・福祉分野
●地域リハビリテーションセンターなどの地域保健・医療・福祉分野
●精神病院、精神保健センターなどの精神障害分野
●発達支援センター・療育センターなどの発達障害分野
●養護学校などの学校教育分野
Zoomを使用し、一人20分程度のオンライン入試相談会を行っています。
-相談時間-
平日 10:00~18:00(12:00~13:00は除く)
※一部除外日がありますのでご注意ください。
フォームからお申込みをお願いします